マットレスのバネ音がうるさくて眠れない人必見!原因と対処法をご紹介

マットレスのバネ音がうるさくて眠れない人必見!原因と対処法をご紹介

2023.06.27

マットレスを使用していると、マットレスに上ったり寝返りをうったりしたさいにギシギシとバネ音がすることがありませんか?

バネ音はなぜ聞こえるのか、バネ音を防止して長期間使用するにはどうすればよいのか知っておきたい人もいるでしょう。

この記事では、バネ音の原因や防止方法、バネ音による悪影響、バネ音がしにくいマットレスの選び方を紹介します。

バネ音が気になっている人、バネ音がしないマットレスを選びたい人は最後までご覧ください。

マットレスから聞こえるバネ音の原因とは?

マットレスを使用していると、ギシギシとバネ音が聞こえる場合があります。

このバネ音の原因は、マットレスに使用されているスプリングが劣化している場合が多いです。

マットレスは消耗品であり、スプリングが使われているマットレスであれば避けられない問題でもあります。

マットレスの寿命は、使われている素材や使用している人の体格、使い方によって多少変化するものの、長くても10年です。

10年以上マットレスを使用していて、バネ音がする場合は経年劣化の可能性が高く、基本的に修理はできません。

マットレスが寿命を迎えたと考え、買い換えを検討してください。

原因がマットレス以外の場合も

ギシギシとバネ音がする=マットレスが原因ではありません。

バネ音の原因がマットレス以外の可能性もあるため、まだマットレスが新しい場合などはマットレス以外の原因も疑ってみましょう。

確認方法としては、マットレスを床に置いて寝転がって、音が鳴るか確認してください。

このとき音が鳴ればバネ音の原因はマットレスですが、バネ音が鳴らなかった場合はマットレスが原因ではないかもしれません。

マットレス以外の原因として考えられるのは、ベッドフレームと床です。

ベッドフレームからバネ音がする場合は、まず以下の5つを確認してみてください。

  • ねじの緩みはないか
  • フレームが変形していないか
  • 接合部分がきっちりくっついているか
  • 金属製のねじを多用していないか
  • 薄い素材で作られていないか

ねじの緩みや接合部分が原因であれば、ねじを締めなおすと解決する場合があります。

また、フレームの変形は経年劣化の可能性が高いため、壊れてしまう前にベッドフレームの買い換えをおすすめします。

最後に、金属製のねじを多用したり薄い素材で作られていたりした場合は、購入後の対処は難しいです。

購入時に、実際にベッドの上に乗ってみるなど、確認しておくようにしましょう。

一方で、バネ音がマットレスでもベッドフレームでもない場合は床から音がしている可能性があります。

ベッドを長期間同じ場所に置いていると、ベッドの重みで床が歪み、バネ音を発生させているかもしれません。

定期的にベッドの配置を変えると、床へのダメージを分散できるためバネ音を防げる場合があります。

マットレスからのバネ音の対処法

バネ音がベッドフレームや床ではなく、マットレスから鳴っている場合の対処法は基本的に買い替えのみです。

バネ音がするマットレスは、ウレタン系のマットレスではなくスプリング系のマットレスです。

マットレスは、スプリングを取り出して修理はおこなえません。

マットレスメーカーによっては保証は用意されており、保証期間内で保証を受けられる条件が揃っていれば交換に応じてもらえる可能性はあります。

マットレスのバネ音を防止して長く使用する方法

マットレスのバネ音を防止して、できるだけ長く使用する方法としては大きく2つあります。

1つ目は、マットレスの上下・裏表を定期的に変える方法です。

マットレスからバネ音がする原因は、スプリングの経年劣化の可能性が高いですが、スプリングの経年劣化は、寝ているときに体重がかかりやすい肩や腰の部分への影響が出やすいです。

マットレスの上下・裏表を入れ替えると負担がかかる場所が変わるため、スプリングに加わる負担が分散しマットレスの寿命が伸びます。

しかし、マットレスによっては上下や裏表が決まっている場合があります。

そういったマットレスは、入れ替えて使用することができないため注意してください。

2つ目は、マットレスの上で飛び跳ねたり立ち上がったりしないようにする方法です。

特に小さいお子さんがいる家庭であれば、マットレスの上で飛び跳ねて遊ぶことがあるかもしれません。

飛び跳ねたり立ち上がったりすると一部のスプリングに負担が集中してしまうため、劣化が進んでしまいます。

できるだけマットレスを長持ちさせたいのであれば、飛び跳ねたり立ち上がったりするのは避けましょう。

マットレスのバネ音が与える悪影響とは?

マットレスのバネ音がすると買い替えか保証期間内であれば交換する方法しかありません。

買い替えや交換がめんどくさいからとバネ音がするマットレスを使い続けると、さまざまな悪影響を及ぼします。

  • 安眠の妨げ
  • 騒音トラブル
  • 身体の不調
  • スプリングの飛び出しによる怪我

このようにさまざまな悪影響が出る可能性があるため、くわしく紹介します。

安眠の妨げ

マットレスのバネ音が及ぼす悪影響の中で、もっとも深刻なのは安眠の妨げです。

寝返りをうつたびに、ギシギシと音がなってしまうと途中で目が覚めてしまったり、睡眠が浅くなってしまったりして安眠できなくなります。

また、バネ音がするマットレスはへたりが出てしまい寝姿勢も悪くなってしまう場合が多く、こういった面でも安眠の妨げにつながってしまいます。

騒音トラブル

騒音トラブルと聞くと大げさに感じてしまうかもしれません。

しかし、マットレスにのぼったり寝返りをしたりするたびにギシギシと音が鳴ると、本人だけではなく周りに寝ている人の安眠の妨げになるかもしれません。

また、古く壁が薄いアパートなどでは、深夜の静かな時間帯であればより音が届きやすく、下の階や隣の部屋にバネ音が響いてしまう可能性があります。

そうなると、騒音としてクレームが入ってしまう可能性があるため注意しましょう。

身体の不調

身体の不調は、先ほど紹介した安眠の妨げと重なる部分があります。

バネ音で安眠が妨げられ、寝不足になるとさまざまな身体の不調が出てくる可能性があります。

  • 日中の睡魔
  • 意欲低下
  • 記憶力の減退
  • 精神機能の低下
  • 体内ホルモン分泌の乱れ
  • 自律神経機能の乱れ
  • 免疫力低下
  • 生活習慣病のリスク上昇
  • 循環器疾患のリスク上昇 など

「たかが寝不足」と思っているかもしれません。

しかし、慢性的な睡眠不足は日中の生活に影響が出るだけではなく、生命に関わる疾患につながる可能性もあります。

スプリングの飛び出しによる怪我

マットレスからバネ音がする原因は、スプリングの劣化ですが、場合によってはマットレスの中でスプリングが破損している可能性があります。

スプリングが破損していると、破損部分がマットレスを突き破り飛び出してくるかもしれません。

飛び出したスプリングで怪我をする可能性も十分にあります。

マットレスを見ただけでは、スプリングが破損しているかの判断はできません。

バネ音がしたら破損の可能性も考え、できるだけ早く買い替えか交換などの対処をおこないましょう。

バネ音がしにくい・しないマットレスの選び方

バネ音がしにくい・しないマットレスの選び方には主に3つあります。

  • マットレスの素材
  • マットレスの厚み
  • 滑り止めの付いたもの

バネ音がしにくい・しないマットレスを選びたい人は、ぜひこちらを参考にしてください。

マットレスの素材

まず、バネ音がするマットレスの素材はスプリングを使用したものです。

反対に、ウレタン素材やラテックス素材を使用したマットレスであれば、バネ音の原因になるスプリングがないためバネ音がしません。

ただ、スプリングがある寝心地が好きな人もいるでしょう。

その場合は、面で支える構造のボンネルコイル素材よりも、点で支える構造のポケットコイル素材の方がバネ音がしにくいため、ポケットコイル素材のマットレスを選びましょう。

マットレスの厚み

マットレスにはさまざまな厚みがありますが、薄いマットレスよりも分厚いマットレスの方が寝る際にかかる圧力が分散されます。

そのため、スプリングの劣化を遅らせることができ、バネ音がしにくくなります。

すでに薄めのマットレスを使用しているのであれば、マットパッドなどの使用を検討してください。

滑り止めの付いたもの

マットレスのなかには、裏側に滑り止めが付いたものがあります。

滑り止めがないマットレスであれば、寝返りをした際にマットレスが動いてしまいバネ音が鳴りやすくなります。

こちらは、マットレスとベッドフレームがずれることによりバネ音がするもので、マットレスだけが悪いわけではありません。

しかし、マットレスの裏側の滑り止めの有無でバネ音の有無も変わります。

ただ、マットレスの裏側に滑り止めがある場合は、裏表が決まっているためマットレスの裏表を入れ替えてマットレスの寿命を伸ばすことはできません。

裏表を入れ替えて使用したい場合や滑り止めのないマットレスを使用している場合は、マットレス用の滑り止めパッドを利用しましょう。

まとめ

この記事では、バネ音の原因や防止方法、バネ音による悪影響、バネ音がしにくいマットレスの選び方を紹介しました。

バネ音の原因はスプリングの経年劣化である場合が多く、修理はできないため、買い替えや交換する必要があります。

バネ音がするマットレスをそのまま使い続けると、安眠の妨げや身体の不調などにつながるため、バネ音がしたらできるだけ早く買い替えや交換を行いましょう。

INNOCENTのマットレスは、日本人の身体と日本の気候に合わせて開発したINNOCENT独自の16層構造設計になっています。

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バネ音がする場合は、保証が使えるか一度お問い合わせください。