マットレスの染み抜きはどのように行えばいいのか悩んだ経験ありませんか?マットレスは丸洗いできるわけではないため、染みになってしまう前に対処が必要です。
この記事では、具体的にどのような方法で染み取りをするべきなのか、また、役立つアイテムはあるのかなどについて解説します。
合わせて、染み抜き作業でどうにもならなかった場合の対策方法についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
マットレスの染みができる原因
マットレスにできる染みの原因は、さまざまなものがあります。寝汗やよだれのほかに、ダニやカビなどの環境的なものも考えられます。
具体的には、以下のものです。
- 血液
- 嘔吐物
- 寝汗
- おねしょ
- ダニ
- カビ
特に、寝汗による黄ばみは誰もが抱える悩みの一つかもしれません。寝てる間に、人はコップ一杯分程度の汗をかくと言われています。
また、汗だけでなく、湿気などもマットレスにとって大敵なものです。カビや雑菌が繁殖する原因になるため、マットレスを長持ちさせるためにも定期的なお手入れが大切です。
通常のお手入れ
普段行うべきお手入れには次のものがあります。
毎日 | 掛け布団をめくり湿気を逃がす |
週に1度 | シーツや枕カバーを洗濯する |
2週間に1度 | マットレスを壁に立てかけて風通しを良くする |
月に1度 | マットレスの表面に掃除機をかける |
マットレスの大敵といえる湿気を逃がすことや、汚れを残さないように定期的に洗い流すことなどがとても大切です。
また、掃除機をかけることで埃やダニなどをマットレスから取り除けます。洗濯したシーツや枕カバーなどは、乾燥機にかけるなども手間がかからない方法の一つです。
ちなみに、マットレスは天日干しをしてはいけません。そのため、壁に立てかけるときは、日陰干しをしましょう。
寿命や交換時期とは
日常生活で、マットレスのお手入れを正しくできている場合には長持ちするため2〜3年程度の交換で十分と言われます。
しかし、お手入れがなかなかできない方は、1年に1度交換を検討してください。そのほか、以下のような状態があれば交換を検討しましょう。
- 起床時に体のどこかしらに不調がある
- 腰辺りのマットレスにヘタリが起きている
- カビや黄ばみがあり対処できない
マットレスは、睡眠をとるうえで重要なアイテムです。そのため、もし眠りが浅くなっていたり、体(腰辺りなど)が痛くなったりしている場合は、マットレスの状態が悪くなっている可能性があります。
また、染み取りをしても、間に合わない程度に汚れてしまった場合は、買い替えを検討してもよいかもしれません。
新しいマットレスを購入する際には、INNOCENTでの購入をご検討ください。
INOCENTのマットレスは、高品質なため長持ちする利点があります。また、清潔感を保つ吸汗速乾性や通気性が高いため快適に過ごせます。
マットレスの染み抜きする方法を解説
マットレスにできた染みは、できてしまった原因によって染み抜き方法が異なるので注意が必要です。正しい方法で染み抜きをしないと、染みが取れなくなるかもしれません。
また、染み抜きをする際には以下の点に注意して行いましょう。
- 染み抜きの範囲を最小限に抑える
- 乾かすときは丁寧にしっかりと乾かす
合わせて、素材(ウレタンやラテックスなど)は水に弱いので掃除やクリーニングなどはしないよう注意してください。
原因別の染み抜きテクニック
具体的に、それぞれの原因に応じた染み抜きの方法について解説します。
原因 | 方法 | ポイント |
血液や嘔吐物 | 重曹ペーストを作る(重曹大さじ3:水大さじ1)血液・吐しゃ物全体に塗る30分程度放置するブラシで優しく擦る染みを落とすようにスポンジで優しく叩く乾いたタオルで拭き取る十分乾燥させる(セスキ炭酸ソーダの場合、染みになりそうな場所に吹きかけて、汚れが浮いたらタオルで叩きながら吸い取る方法で染みがなくなるまで行います。) | 気づいたらすぐに作業してください30℃以下の水もしくはぬるま湯を用意血液の場合は、先に水分を拭き取る重曹ペーストの代わりにセスキ炭酸ソーダを用いることも可能(セスキ炭酸ソーダ大さじ一杯:水250mlをスプレーボトルに入れて混ぜる) |
寝汗や皮脂 | 重曹水(水:100ml・重曹:小さじ1)をスプレーボトルに作る黄ばみや染みの部分に吹きかける5分程度放置タオルで拭き取る汚れが落ちるまで3~4を繰り返す十分乾燥させる | 血液などと同様に重曹を用いた方法重曹水をスプレーボトルに用意する |
おねしょ | クエン酸水をスプレーボトルに作る(クエン酸小さじ1に水:200ml)乾いたタオルで水気を取るクエン酸水を吹きかける5分程度放置するタオルで水気を拭き取る3~5を繰り返す十分乾燥させる(オキシクリーンでも上記と同様の手順で染み取りを行います) | クエン酸(小さじ1)を用意する匂いを残さないために早めに染み取り作業を行うオキシクリーンを使用した染み取り方法もある(オキシクリーンがない場合:中性洗剤や酸素系漂白剤でも対応可能) |
ダニ | 部屋を暗くして1時間待つ布団乾燥機を動かすマットレス表面に掃除機をかける(じっくりゆっくり時間をかけて掃除機をかける) | ダニはアレルギーの原因になるので注意が必要ダニは熱に弱い布団乾燥機、掃除機を用意する掃除機のヘッドをお部屋用のものにするとより衛生的 |
カビ | 消毒用エタノールをスプレーボトルに入れるカビのできた場所に吹きかける1時間ほど放置するぬるま湯で硬く絞ったタオルをつかい軽く叩きながら拭き取る十分にマットレスを乾燥させる | 消毒用エタノールが効果的湿気が原因で起こるので乾燥させることが大切ぬるま湯を用意するタオルで擦る際には、丁寧に優しく行う |
ジュースやお茶類 | 薄めた中性洗剤をタオルに含ませる叩きながら拭き取る普通の水を含ませたタオルで拭き取るしっかりと乾燥させる | 中性洗剤を用意する洗剤が残らないように十分注意をして拭き取る |
どちらの方法でも必ず守るべきポイントは、しっかりと乾燥させることです。
濡れていることにより、カビが発生しやすくなってしまうため、染み取り作業を行った場合には、必ず日陰干しを忘れずに行ってください。
合わせて、窓を開けて換気した状態で作業を行いましょう。また、できる限りマットレスの上で食べ物や飲み物を出さないようにすることも大切です。
黄ばみなどが取れない場合はクリーニングを活用しよう
自分でマットレスの染み抜き作業を行ったものの、綺麗にできない可能性があります。その場合は、クリーニングに出してプロの方に協力してもらいましょう。
プロのクリーニングは徹底的にマットレスを綺麗にしてもらえるので安心です。費用相場は以下の通りです。
シングル | 9,000~12,000円 |
セミダブル・ダブル | 11,000~14,000円 |
クイーン・キング | 14,000~19,000円 |
しかしながら、クリーニングに出せないマットレスもあるので事前に確認しましょう。
マットレスに染みを作らない対策
マットレスに染みを作らないようにするコツとして以下のものがあります。
- パッド(敷きパッドやベッドパッド)を使う
- マットレスプロテクター
- 消臭スプレー
- 除湿シート
上記のほか、定期的にマットレスをローテーションすることも長持ちさせるコツです。具体的には、上下と表裏で変えるとマットレスへの負荷が減ります。
具体的には、3~6ヶ月を目処にローテーションするとよいでしょう。
対策①:ベッドパッドを活用する
マットレスの上にパッドを敷くと染みを予防できます。
寝汗などをマットレスに届かないようにしてくれるので快適に過ごせます。種類によりますが、ベッドパッドは洗濯できるので寝具を清潔に保てるので、利用をご検討ください。
対策②:マットレスプロテクターを活用する
マットレスプロテクターも、ベッドパッドのように染みからマットレスを守れます。
マットレスプロテクターは、寝汗などの汚れだけでなく、ダニなどからも保護してくれる点が魅力的です。染みをつくりたくない方やダニなどから守りたい方にはおすすめです。
対策③:消臭スプレーや除湿シートの活用
消臭スプレーはや除湿シートは、マットレスを清潔にするための万能アイテムです。
例えば、消臭スプレーを活用することで、匂いを消す効果が期待できます。また、それだけでなく、除菌効果を備えているものもあるので効果的です。
また、除湿シートを用いることで、マットレスを壁にかける回数を減らせるメリットがあります。
まとめ
マットレスの染み抜きは、原因に応じて対処しなくてはなりません。また、発見次第すぐに対応しないと、染み抜きすることが大変になってしまうので注意が必要です。一般的には、重曹を活用することで染み抜きができます。もし、自分で染み抜きすることが難しい場合はクリーニング出す方法もあります。
また、あまりにも黄ばみがあり、どうにもならない場合は買い替えることもおすすめです。
マットレスをお買い求めの場合には、INNOCENTでの購入をご検討ください。INNOCENTのマットレスは、清潔感を保つ吸汗速乾性があり、また、通気性が高いため染みができにくいです。INNOCENTのマットレスは、内部構造により寝ている間に溜まってしまう体の熱を逃がす効果があります。そのため、快適に眠れるだけでなくマットレスに湿気が溜まりにくいのでおすすめです。気になった方は、INNOCENT公式ホームページにて商品をお買い求めください。