マットレスに何も敷かない状態で寝ると、快眠できず疲れが取れない可能性があります。
しかし、ベッドフレームを用意できないために、何も敷かずに寝ている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、マットレスでそのまま寝ることのデメリットについて解説します。合わせて、そのままで寝たい時に使用できるアイテムも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
マットレスでそのまま寝るのはNG?
結論からいうと、ベッドフレームを使わず何も敷かない状態でマットレスを使用することはおすすめしません。
人は、寝ている間に350mlの汗をかきます。そのため、汗でマットレスが湿ってしまい、劣化が進んでしまったり衛生面が悪くなってしまったりします。
腰痛など身体の異常が起きている場合は、タオルを敷くなどの応急処置が効果的です。
タオルを敷けば寝返りが打ちやすくなり、腰痛を軽減することが可能です。また、マットレスの買い替えもおすすめです。
ここでは、マットレスでそのまま寝てはいけない理由について詳しく解説します。
汚れやすく不衛生
マットレスを直置きしたり直接上に寝ると、汚れやすく不衛生です。
直置きをすると床とマットレスの間に汚れが溜まりやすく、ダニが繁殖しやすい環境になりやすいです。洗濯ができれば清潔に保てますが、定期的に大きなマットレスを洗濯するのは困難です。
清潔な環境が保てないと、快眠できなくなってしまうため注意が必要です。
劣化しやすくなる
マットレスは湿気が弱点です。直置きしていたり、シーツなど何も敷いていない状態で寝てしまうと、寝汗をかいて湿気が溜まってしまいます。
湿気が溜まるとカビが映えやすい環境となるため、マットレスが劣化し寝心地が悪くなる可能性があります。
また、カビの栄養分となる埃や髪の毛なども直置きすることで集まりやすくなります。結果的に、カビを繁殖しやすい環境を整えてしまい、健康面に影響が出るリスクがあります。
さらに、直置きや何も敷かない状態でマットレスを使用すると反発力が低下するため、快眠ができない恐れがあります。
マットレスを長く使うためには、除湿できる環境を整えてあげることが大切です。
マットレスの上下に用意するアイテム
マットレスは、清潔に保つことで劣化を防止することができ、快眠につなげることができます。ここでは、マットレスの上下に用意するべきおすすめのアイテムを紹介します。
上に使うアイテム | シーツ敷きパッドマットレスプロテクターマットレストッパーベッドパッド |
下に使うアイテム | すのこマット敷きパッド |
マットレスの上に敷くときは、下から順番に次のように敷いてください。
- マットレスプロテクター
- マットレスストッパー
- シーツ(敷きパッド)
必ずしもすべてのアイテムを用意する必要はありませんが、シーツもしくは敷きパッドは敷いて寝ることをおすすめします。
ここでは、それぞれのアイテムの特徴を詳しく紹介します。
上に使うアイテム①:マットレスプロテクター
マットレスプロテクターは、マットレスのすぐ上に敷くアイテムです。汚れや汗で汚れるのを防ぐことができます。
具体的には、以下のような性能があります。
- 吸水性
- 防水性
- 耐久性
- 速乾性
- カビ・ダニ防止
マットレスプロテクターによっては、洗濯できるものがあります。速乾性が高いものを選ぶと、朝に洗って夜は使うことが可能です。
上に使うアイテム②:マットレストッパー
マットレスストッパーは、重ねて使用することで寝心地を改善できるアイテムです。
マットレスがへたってしまったり、寝心地が悪い時に使用しましょう。一般的には、4〜9cm程度の厚みがあるものがおすすめです。
合わせて、マットレスの耐久性を高める効果が期待できます。
ベッドパッドのように汚れを防止する効果はないものの、へたりやマットレスの劣化を補強する効果があります。
上に使うアイテム③:ベッドパッド
ベッドパッドは、敷きパッドよりも分厚い素材で寝心地を快適にする効果があります。
また、必要に応じて洗濯ができるため、常に清潔に保てる点からマットレスの汚れ防止にも効果的です。
汚れ防止よりも性能を重視して選ぶことをおすすめします。
上に使うアイテム④:シーツ
シーツを敷けば、直接マットレスに体が触れることなく、眠ることができます。
直接シーツの上で寝る場合には、肌触りにも注意して選びましょう。また、シーツには防水効果の高い防水シーツがあるため、おねしょ対策にも活用できます。
シーツの主な生地の種類と特徴は以下の通りです。
生地の種類 | 特徴 |
パイル | 肌ざわりがよい吸水性肌に触れる寝具と相性抜群 |
ポリエステル | 撥水性乾きやすい医療用で使用されることが多い |
デニム | 耐久性耐熱性シワになりにくく傷みにくい |
上下に使うアイテム:敷きパッド
敷きパッドは、マットレスの上下に敷いて使うことができます。主な効果は以下の通りです。
- 汗の吸収・発散効果
- 温度調整
敷きパッドを用意することでマットレスの汚れを防止できるほか、季節に応じた素材を選んで快適に過ごすことが可能です。
また、シーツを使いたくない場合の代用品としても使えます。
下に使うアイテム:すのこマット
すのこマットは、ベッドフレームを使わないで設置する時に使えるアイテムです。
直置きしないで設置するため、マットレスの汚れや湿気を防止でき、合わせて敷きパッドを使用することで湿気の原因を防げます。
すのこマットは通気性のある木材で、木の板が等間隔に並んでおり、通気性を保つために必要な目安は7cm以上の高さが必要です。
マットレスの通気性が高くなるため、カビ対策にもなります。
マットレスの上に敷布団を重ねてはいけない
マットレスの上に敷布団を重ねないようにしましょう。敷布団を重ねてしまうと、マットレスの機能を最大限に活かせなくなります。
ここでは、マットレスの上に敷布団を重ねるデメリットを3つ紹介します。
寝心地・寝姿勢が悪くなる
マットレスに敷布団を重ねると、寝心地が悪くなってしまいます。
なぜなら、マットレスは単体での寝心地が快適であることを考えて設計しているからです。マットレスに敷布団を敷くと、反発性・弾力性などが損なわれる可能性があります。
上手に眠れない方は、マットレスの環境を整えてみましょう。
カビが生えやすくなる
マットレスに敷布団を敷くと、湿気が溜まりやすくなってしまいます。そのため、重ねて使うのはおすすめできません。
マットレスはカビが生えた状態のままにしておくと、健康面に影響が出るリスクがあります。
鼻炎や喘息などの症状を引き起こす原因となってしまうため、注意が必要です。マットレスは手入れをすることも大変な寝具であるため、重ねて使わないようにしてください。
理由③:疲れが取れない
マットレスには寝姿勢を整える効果があるため、厚みのあるものを重ねてはいけません。
敷布団を重ねた状態で寝ると、身体がマットレスに沈みにくいため姿勢が崩れてしまいます。姿勢が悪いと疲れが取れにくくなるため、コンディションが悪くなるリスクがあります。
正しい姿勢で睡眠ができるようにするため、マットレスに厚手のものを重ねないようにしましょう。
マットレスが合わない時は買い替えを検討しよう
マットレスの寝心地が悪く、改善したい場合にはINNOCENTでの買い替えをご検討ください。INNOCENTのマットレスは、睡眠の質をサポートする5つの性能があります。
- 体圧分散機能
- 寝返りがしやすい
- 寝姿勢が綺麗に保てる
- 通気性が高い
- 清潔感を保てる(忌避剤効果・抗菌防臭・吸汗速乾)
マットレスの寝心地が悪い原因は、自分の身体に合っていない可能性があるほか、そもそも機能が悪い可能性も考えられます。
INNOCENTのマットレスであれば、体圧分散ができ、寝返りが打ちやすいため、疲れをしっかりと取ることができます。
また、通気性が高いため寝汗なども溜まりにくいです。
清潔感を保つ吸汗速乾もあり、長く使い続けられます。高い忌避剤効果があるため、ダニを寄せにくい点も嬉しいポイントです。
まとめ
マットレスは、ベッドフレームやすのこの上などに置いてください。マットレスを直置きすることはおすすめできません。
また、マットレスの上にシーツなどを敷かずに寝ることもやめましょう。マットレスは、湿気が弱点のため通気性が悪い状態では劣化が進んでしまいます。
また、髪の毛や皮脂、埃などはカビやダニの好物なため、不衛生です。
ベッドフレームを使わないで設置する場合には、すのこマットレスなどを利用し、敷きパッドもしくはシーツをマットレスに敷いて寝るようにしましょう。
マットレスをお買い求めの方は、INNOCENTでの購入をご検討ください。
INNOCENTのマットレスは、清潔感を保つ吸汗速乾性があり、通気性が高いため快適に過ごすことができます。
サイズはシングルからキングサイズまで用意があるため、自分の身体に合ったものや部屋の広さに応じて選べる点も魅力的です。
120日間のフリートライアルのご用意もありますので、マットレスの買い替えをご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。